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第67回全国私立保育研究大会 飛騨高山大会

とき:2025年6月11日(水)~13日(金)
場所:高山市民文化会館 他
主催:公益社団法人全国私立保育連盟
一般社団法人岐阜県民間保育園・認定こども園連盟

 第67回全国私立保育研究大会は

「ホイク・ド・ターケ・マルケ」ニッポンのまんなかで”こどもまんなか“を語る

というテーマのもと、北アルプスの山々と飛騨川が刻んだ峡谷に囲まれた、江戸時代の風情を残す古い町並みが素敵な岐阜県高山市において開催されました。

 大会初日は、開会式、表彰式、行政説明、基調報告と続きシンポジウムでは無藤隆先生、汐見稔幸先生、秋田喜代美先生3名の先生方それぞれの保育の世界に入ったきっかけやこれまでの歩み、後に続く研究者や保育者へのメッセージなど、現在の保育や子育て、子どもたちの未来につながるヒントをたくさんいただきました。

 二日目はそれぞれのテーマに分かれて分科会が行われ、第7分科会では、『情報発信のアイデアとその効果を考える~園広報と保護者との関係作りの考察~』というテーマのもと、北九州市リアンたかのす保育園による提案発表が行われました。また、分科会後の交流会では次回開催地である、わたくしたち北九州大会実行委員会によるアピールも行い、楽しいひと時を過ごしました。

 三日目は日比野克彦氏による『ひとり橋の上に立ってからだれかと船で繰り出すまで』というテーマで記念講演が行われました。子どものころの体験が今の自分につながっており、アート文化は子どものころから大切であったことや、アートの社会的役割など、とても興味深い講演でした。

 今回の大会は、いつもこどもたちのことで頭がいっぱいの仲間たちによる“こどもまんなか”を語りあう場にふさわしく、さまざまな課題が山積みしている現状の中で全国各地の方々とそれぞれの保育環境は違えども目指すところを共有することが出来た有意義な研究大会でした。そして改めて多くの方々の支えやおかげをもっての日々であることに感謝の気持ちでいっぱいです。

 大会終了後は会場入り口で次回開催地北九州市参加者(85名)で『次回は北九州市でお待ちしています!』とお見送りPRをしました。第68回大会は北九州市で心を込め皆様をお迎えするため、これから準備を進めてまいりたいと思います。

“大会で出会わせていただいた、皆様に心よりありがとうを添えて”

(広報委員 あおば乳児保育園 仁保 圭子)