ゆららnetは、北九州市私立保育連盟のホームページです。北九州市の子育てマップ、保育園紹介、子育て支援情報等を公開しています。

第66回全国私立保育研究大会 栃木大会

とき:2024年6月5日(水)~7日(金)
場所:ライトキューブ宇都宮 他
主催:公益社団法人全国私立保育連盟・栃木県私立保育連盟

 第66回全国私立保育研究大会は「つながろう!みんなが輝く未来へ~だいじ だいじ ありのままで~」というテーマのもと、歴史と自然が香る栃木県宇都宮市で行われました。第68回大会は北九州市で行われることが決まり、北九州市からも約70名の方が参加し、大会を盛り上げました。

 オープニングでは宇都宮市出身のジャズアーティスト倉沢大樹氏による演奏、江戸ワンダーランド日光江戸村で行われる忍者劇で始まり、開会式・表彰式、行政説明、基調報告と続きました。そして、基調講演では大豆生田啓友氏による「こどもまんなか社会」時代の保育~みんなが輝く未来に向けて~と題して講演が行われました。

 二日目はそれぞれのテーマに分かれて分科会が行われ、第8分科会では「保育の質の向上について 職員と園の成長を支えるマネジメント~個のスキルが成長するための組織の在り方とは~」というテーマのもと北九州市の三萩野保育園による提案発表がありました。また、分科会後の交流会では次回開催地、飛騨高山大会実行委員会によるアピールが行われ、楽しいひと時を過ごしました。

 三日目は石原良純氏による「石原良純、大いに語る~家族の絆から環境問題まで~」というテーマで記念講演が行われました。石原家という特殊な家族関係の中で育った良純氏の笑いのある講演でした。

 今回の研修大会では栃木県の歴史や自然にたくさん触れる機会を頂き、保育の原点である、人が人を育てる、という人とのつながりをたくさん感じた大会となりました。目まぐるしく変化していく保育情勢を見据えながら、今後も研鑽を続けていこうと思います。

広報委員会 浅川保育園 上原 剛 

第65回全国私立保育研究大会 徳島大会

とき:2023年6月14日(水)~16日(金)

場所:アスティとくしま他

主催:公益社団法人全国私立保育連盟、徳島県私立保育園連盟

 「子どもの笑顔∞まけまけいっぱい ~子どもが真ん中の社会を目指して~」のスローガンのもと、世界に誇る「阿波踊り」、見るものを魅了してやまない「鳴門の渦潮」等で有名な徳島市において研修大会が開催されました。3年前、コロナ禍により札幌大会が中止となって以来の全国大会に、各地から保育関係者が参集し、久しぶりに他県の先生方とも元気な顔を合せることができました。

 オープニングでは阿波踊りのアトラクションから、開会式、表彰式、行政説明、基調報告と続き、表彰式においては北九州市からは二名の先生が全私保連の表彰を受けました。続いて「子どもに温かいまなざしを注ぎ合う地域社会の拠点となる園をめざして」と題して汐見稔幸氏より基調講演が行われました。

 二日目はそれぞれのテーマに分かれて分科会が行われ、特に第4分科会「障害児保育~発達支援・気になる子への対応について~」においては北九州市内の認定こども園春の町保育園の提案発表も行われました。

 それぞれに二日目の交流会や徳島の文化や自然に親しみながら三日目を迎え、忽那賢志先生の「コロナのこれまでとこれから 私達の暮らしはどう変わり、これからどう変わっていくのか」と題した記念講演を終わりとして、三日間の研修を終了しました。

 今回の研修大会はコロナ禍により中止となって4年ぶりの大会ということになり盛大な開催となりました。また、子ども家庭庁の発足や、保育実践に関するものをはじめ、施設経営、人材育成、危機管理等、さまざまなテーマによって活発な意見が交わされました。コロナ禍の終焉を願い、目まぐるしく変化していく保育情勢を見据えながら、「子どもが真ん中」であることを忘れずに今後も研鑽を続けていこうと思います。

(広報委員 認定こども園花園保育園 伊賀良 昌宏)

北九州市保育セミナー2022を開催しました。

令和5年2月6日(月)、リーガロイヤルホテル小倉において、北九州市保育セミナー2022の講演がありました。

まず初めに「決算書から見る施設経営」と題して松本和也氏より、続いて「子ども達のための持続可能な園経営を考える!」と題して桑戸 真二氏よりご講演をいただきました。

講演①「決算書から見る施設経営」

講師:株式会社 福祉総研 松本 和也氏

まずは経営環境の変化として、現在全国の認可保育施設の5割超が人口減少の影響による定員割れの為、施設の維持に影響が生じる可能性があるという認識を持っています。そのために必要と考える取り組みとしては、主に保育の質の改善や魅力の向上、社会福祉事業の拡大や閉鎖、そして現状として子どもの実利用人数に合わせた定員変更が必要であることなどが挙げられました。

最後に総括として、施設が存続するための制度改革としては①定員変更の推進②定員割れ施設に対する増額措置③実利用児童数に基づいた単価の適用・・・これが一番必要だと言われました。続いて④職員ひとりあたりの公定価格の見直し⑤処遇改善等加算Ⅰにおける賃金改善要件分や人事院勧告改定差額分の支給方法の見直しが必要であるとも言われました。

いずれにしても現状の分析や課題を聞くだけでも難しい問題ばかりで、これから先の保育園運営がどうなるのか、続く厳しい運営が保育の質の低下に繋がりはしないかと不安が募っていくばかりでした。とはいえ、施設を運営していくために、この状況で何とかしていかなければいけないことには変わりはありません。今後も財務の視点を大切にしつつ、何かできるかをいろいろ模索しながら、子どもたちのため、職員のため、一番良い方法を考えて実践していきたいと思います。

(広報委員 高槻保育園 石井 縁)

講演②「子ども達のための持続可能な園経営を考える!」

講師:株式会社 福祉総研 桑戸 真二氏

「北九州の未来は明るくない」との衝撃的な言葉で始まった保育セミナーでありました。全国の主要都市の認可保育所・施設で今年4月現在の定員の空き人数は、コロナ禍前の2019年と比べ約1.5倍に増え、待機児童も各自治体で減少しています。保育所の利用児童数のピークは令和7年となる見込みで、毎年厳しい状況が続くと思われます。

令和4年の出生数予測が発表され、全国で約8万人、六年連続で過去最少を記録しています。その中でも北九州の少子化率は離島レベルでありマイナス7.4%、5,800人ほどの出生予定であるとのことですが、これから保育園の定員割れは必須と思われます。また、幼稚園が認定こども園に移行していくとき、0・1・2歳児の取り合いが起こり、そうなれば保育所はそれに敗れるであろうと予想されます。このまま定員割れが続くと保育園の体力がどんどん奪われてしまいます。今後は利用人数に応じた定員区分への変更を行い、今の子どもの処遇を守ることを考えてほしいとのことでした。

ここから先は想像を超える速さで保育園の経営状況は変わっていくので、過去の成功体験はもはや通用しなでしょう。いままでの運営を見直す力が必要であり、行き当たりばったりの経営は難しく、これからは足を止めず、進んでいかなければならないとのことでした。

この研修を受講し、背筋が凍る思いでありました。保育の質の向上、保育士確保に奔走してきた一方で、目の前に訪れている少子化ゆえの園児減少の現実。とても受け止めていたとは言えず反省しきりであります。じっくり考える時間はないと言われましたが、細かいところを積み上げ、より良い選択肢を見つけたいものです。今一度、子どもの育ちと子育て家庭を支える保育施設であるという認識の基、地域や子どもたちのために施設運営や職員育成を考えていきたいと切に思いました。

(広報委員 中原保育園 豊沢 いずみ)

青年会議承認30周年 記念式典開催案内

~半世紀への入り口~

青年会議は承認をいただいて30周年を迎えます。青年部会時代を含めると43年ものあいだ、多くの保育者がこの青年会議を旅立ちました。

このたび承認30周年を記念して、記念式典と記念講演・研修会を開催します。

青年会議承認30周年記念式典 概要

主催 (公社)北九州市私立保育連盟

主管 (公社)北九州市私立保育連盟青年会議

日程 令和5年2月18日(土)

場所 リーガロイヤルホテル小倉

タイムテーブル

13:30 承認30周年記念式典

14:10 研修会 畑山 浩俊氏
『保育施設の安全な運営にかかせない3つのポイント』

16:00 記念講演 参議院議員 自見はなこ氏
『こども家庭庁のこれから』

18:00 情報交換会

詳しい内容、申し込みは特設サイトからお願いします。

第7回九州保育三団体青年部協議会研修会in北九州

大会テーマ

『未来への羅針盤 in 北九州 2022)』

~つなごう人の輪ウェルビーイングの実現を目指して~

● 日程 令和4年11月21日(月)~22日(火)

● 会場 アートホテル小倉ニュータガワ

● 参加対象者 九州保育三団体青年部協議会会員及び保育関係者

● 想定参加者数 200名(通常開催時)

  • 記念講演 講師 : つるの 剛士 氏
  • 分科会講師

  弁護士法人かなめ 代表社員 畑山 浩俊氏

  ほめる達人協会 特別認定講師 三岡 大氏

  東京未来大学こども心理学部 教授 藤後 悦子氏

● 共催 公益社団法人 北九州市私立保育連盟

● 後援 北九州市

● 主管 公益社団法人 北九州市私立保育連盟 青年会議


九州保育三団体協議会研修大会in北九州PR動画

北九州市保育セミナー2021を開催しました。

 事件や災害・事故等など、危機的状況に陥った際のコミュニケーション活動について、実習を交えた研修会を開催しました。

日時:2021(令和3)年9月27日(月)13:00~17:00

会場:アクティブリゾーツ福岡八幡

内容:「クライシス・コミュニケーション」

講師:宇於崎(うおざき)裕美(ひろみ)氏(エンカツ社代表取締役社長)

講師宇於崎先生ご紹介並びに私保連会長挨拶

 「クライシス・コミュニケーション」とは、事件・事故・災害・失言等により危機的状況に陥ったときの対外的危機管理対応を言います。

模擬記者会見の様子①
模擬記者会見の様子②


 実習ではメディアトレーニングとして、参加者が各グループに分かれ、保育の中で想定される事例を基に模擬記者会見・保護者説明会を行い、正確な情報開示と誠意ある対応について学びを深めました。

青年会議第15回特別セミナーに参加しました。

青年会議第15回特別セミナー
「未来ある子どもたちのための私たちの担い
~人生100年・AI時代を迎えた今、保育の本質を語らう~

期日 令和2年2月17日、18日
会場 浅草ビューホテル
主催 公益社団法人 全国私立保育園連盟 青年会議

(青年会議)

研修会報告

研修会の報告を掲載の予定です。

北九州市保育セミナー2019を開催しました。

日時令和 元年 11月19日(火) 13:00~17:00
会場アートホテル小倉 ニュータガワ
内容「公定価格の行方と自園の経営」
講師 株式会社 福祉総研 代表取締役 松本 和也氏
             代表取締役 桑戸 真二氏

第57回 北九州市保育研修大会が開催されました。

日 時 : 令和元年11月2日(13時~) 施設長特別研修

          11月3日(10時~) 式典・全体会

会 場 : 11月2日(土) アクティブリゾーツ福岡八幡
               北九州市八幡東区枝光1-1-1

      11月3日(日) 北九州ソレイユホール
               北九州市小倉北区大手町12-3

(一社)北九州市保育所連盟