今年度より北九州市私立保育連盟青年会議会長を引き受けさせていただくことになりました八幡東区・認定こども園槻田杉の実保育園の岡本一です。
任期は2年と限られており、このコロナ禍で今までと同じ活動というわけにはいきません。ただ、その中で自分たちなりの活動を模索し、次世代のリーダーが育つそういった基盤作りを行っていければと思っております。
私は自園で3年ほど園長を担っております。「園長」という職務は園児達のみならず、時には職員や保護者の生活にかかわる重大な決断を時に行わなければならない。そして、その決断について責任を負わなければならない。その決断の際には、様々なことを考慮しなければならない。「園長」という職務はとても過酷な職務だと思っております。
待機児童問題と少子化問題、保育士不足解消と保育の質の向上、これまでの慣習の尊重と新制度への対応その他諸々、相反する課題に直面する毎日です。日々の相反する課題の中で自ら指針を示し決断を行う。それらすべてを子どもたちの健やかなる成長へつなげる。それが青年保育者たる私たちに課された使命だと感じております。青年会議の会員が、この使命を胸に仲間たちと切磋琢磨し、それぞれが「次世代のリーダー」として成長できる、青年会議をそのような場となるように努めてまいりたいと思います。
最後になりますが、青年会議では共に学び共に成長する仲間を随時募集しております。保育制度や保育施設の経営についてなど、専門的なことからざっくばらんな話まで様々なテーマの勉強会も行っておりますので、興味がある方はぜひ最寄りの青年会議会員へお声かけ下さい。
令和3年8月
青年会議 会長 岡本 一
この会は北九州市私立保育園連盟青年会議と称し、会員相互の緊密な連携協力により会員の資質向上を図るとともに、連盟の興隆発展に貢献し、もって児童福祉の向上に寄与することを目的とします。
また、その目的を達成するために、
総務部
青年会議の活動を一人でも多くの方に知っていただき、様々な側面から青年会議の活動を支援していきます。
調査・研究部
保育事業の推進・発展をめざし、子どもたちの育ちと子育て環境の充実を図るための調査研究を行っていきます。 また、保育の資質向上、保育制度の充実、安定した保育園運営のための様々な研修を行っていきます。
広報部
北九州の保育関係者に青年会議の活動を幅広い情報を随時提供していきます。