保育施設における不適切行為(虐待)の防止について
北九州市民の皆様へ
わたしたちは、子どもたちの健やかな成長発達を願い
愛情いっぱいに保育を行っています。
北九州市の認可保育所〈園〉保育所型認定こども園等は、子どもたちにとって何が一番大切なのかを常に問いかけ保育を実践しています。
また、感染症や災害発生等の困難な状況下においても、エッセンシャルワーカーとして、社会基盤を支えるべく保護者の就労支援をしております事はご承知の通りです。
しかし、この度の静岡県、富山県等の報道等でご存知のように、複数の保育施設において「子どもへの虐待」となる不適切行為が行われていたことが確認されました。
本来、すべての子どもは、豊かな愛情のなかで心身ともに健やかに育てられる存在です。どのような状況においても子どもへの虐待は許される行為ではなく、この度の事案は看過できるものではありません。
私たち北九州市の保育関係者は、「子どもの最善の利益を守る」責務を有しており、また、子どもの発達を保障する専門職として大きな誇りを持って保育を行っています。
「最もふさわしい生活の場」だからこそ、一人一人が自らの倫理観、専門性、役割等の振り返りも実施しているところです。
今回の報道を受け、私たち認可保育所(園)・認定こども園内においても各施設の保育を改めて確認し、このような事案が起きないよう、質の高い保育の提供を目指してまいります。
令和4年12月2日
一般社団法人 北九州市保育所連盟
会長 酒井 光義
公益社団法人 北九州市私立保育連盟
会長 岡村 信久
北九州市保育士会
会長 北野 久美